テスラがまたもや180万台の電気自動車をリコールへ
ボンネットラッチが外れてしまった際にドライバーに通知しない不具合が発生しているとして
米EVメーカーの「Tesla(テスラ)」が、またもやリコールを発表した。今回は、2021年から2024年の間に生産されたモデル3、モデルS、モデルXと、2020年から2024年の間に生産されたモデルYの計185万台が対象となる。
「National Highway Traffic Safety Administration(米国運輸省道路交通安全局、NHSTA)」によると、「Tesla」のソフトウェアはボンネットラッチが外れてしまった際にドライバーに通知しない不具合があり、これによってボンネットが飛び上がることで運転中の視界を遮る可能性があるという。「Tesla」は、3月に顧客への調査を開始しており、この問題に関連した負傷者や死者は出ていないと報告している。また6月には、この不具合を修正するためのソフトウェアアップデートをリリースした。
「Tesla」は、フロントガラスのワイパーの不具合でサイバートラック(Cybertruck)の全車両12,000台をリコールしたばかり。これまでにも、オートパイロット機能やアクセルペダルなどの不具合により、リコールを繰り返している。