Louis Vuitton がパリオリンピック開幕に向けてメダルを載せるトレイを公開
「パリ1924オリンピック」を彷彿とさせるメダルベアラー用のユニセックスユニフォームも披露
〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉が、まもなく開幕する「パリ2024オリンピック」に向け、メダルを載せるトレイをお披露目した。
メダル用トランクとトーチ用トランクに続いて公開されたこのトレイは、フランス・メーヌ=エ=ロワール県のボーリュー・シュル・レイヨンに位置する〈Louis Vuitton〉の工房にて、職人の手によって作り上げられた逸品。先述した2つのトランク同様、外側には1888年に作られたメゾンの不朽の名作 ダミエ・キャンバスを、内側にはマットなブラックレザーをあしらい、高級感のあるデザインに。なお、〈CHAUMET(ショーメ)〉がデザインを手掛けたメダルは、2~6枚載せることができるよう設計されている。
「LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)」イメージ&環境部門の責任者であるアントワーヌ・アルノー(Antoine Arnault)は「私たちは、開会式のクリエイティブ・パートナーとしてだけではなく、競技部分を含むイベント全体に参加したいと考えていました。そして、非常に控えめでありながら、逆説的にとても目を惹く形で参加する方法を見つけたのです」とコメントした。
さらに、〈Louis Vuitton〉はメダルベアラー用のユニセックスユニフォームも制作。ポロシャツ、ゆったりとしたシルエットのパンツ、ガヴローシュキャップは、どれも「パリ1924オリンピック」のメダルベアラーのスタイルを彷彿とさせるレトロで洗練されたデザインとなっている。これに関し、アルノーは「世界中の何億もの視線が集まるなか、メダルベアラーが最高のコンディションで任務を遂行できるよう。エレガントで落ち着いた着心地の良い服をデザインしました」と付け加えている。