マイケル・ジョーダンの直筆サイン入りのトレーディングカードが5億円弱で落札される

マイケル・ジョーダン（Michael Jordan）の直筆サイン入りのトレーディングカードが、驚きの292万8000ドル（約4億6,000万円）で落札された。

『Goldin Auctions』に出品され、高額落札されたカードは、NBAをはじめとするトレーディングカードの製造やスポーツメモラビリアの販売で知られるアメリカの老舗カンパニー「Upper Deck（アッパー デック）」が、2003-04シーズンに発売した世界に1枚のみのロゴマン。説明書きによると、このカードはマイケル・ジョーダンが試合で着用したシカゴ・ブルズのジャージからNBAのロゴパッチを切り取った初のジョーダン・ロゴマンであるようで、カード鑑定会社「PSA」から本物であることを証明する、最高得点の10点の評価を得たジョーダンの直筆サインが記されている。

『Goldin Auctions』の創業者兼CEOのケン・ゴールディン（Ken Goldin）は、このカードの価値について「長らく行方不明（だったレアカードだ）」と言及。このカードがオークションに出品されたのは今回が初めてで、2022年に「PSA」によって発見されるまでその所在は明らかとなっていなかった。また、ゴールディンは「このカードの歴史的意義と重要性は言葉では言い表せない」と語り、 「これは間違いなく、これまでに作られたマイケル・ジョーダンのカードのなかで最高かつ最も価値の高いカードであり、最も求められているカードです」と付け加えている。

ちなみに、先述した落札価格は、手数料込みの額であり、現時点でスポーツカードの最高落札額は、1952年に「Topps（トップス）」から売り出され、2022年8月に1,260万ドル（約19億8,000万円）で落札されたミッキー・マントル（Mickey Mantle）のカードとなる。

Michael Jordan autographed card sells for $2.9M, via @GoldinCo 🤯💰

ALL-TIME record for a Jordan card❗️

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— Bleacher Report (@BleacherReport) June 3, 2024