Hypebeast マガジン最新33号 “The Systems Issue” の表紙は Ye
音楽/ファッション界に復帰を果たしたYeへの独占インタビューのほか、韓国の新鋭ブランド〈JiyongKim〉やハーモニー・コリン率いるテック・デザイン集団「EDGLRD」など、ユニークなアプローチで創造を行うクリエーターを特集
『Hypebeast Magazine(ハイプビースト マガジン)』の最新33号がついに完成。“The Systems Issue”と名付けられた本号では、人々が創作する理由だけでなく、どのように創造するのか、つまり自身が成長して影響力をもち、コミュニティを形成し、そこから成功に至るまでのプロセスやアプローチの方法を、さまざまなクリエーターたちのインタビューから解き明かしていく。クリエーターたちが生み出した作品そのものだけでなく、アーティストたちのネットワーク、コラボレーターやフォロワーとのコミュニケーションライン、そしてそれらの要素が彼らの活動にどのような影響を与えているかについて、スポットライトを当てることを意味する。
最新号の表紙を飾るのは、先日ニューアルバム『Vultures 1』を発表し、その発売に合わせて〈YEEZY(イージー)〉の新プロダクトもリリースしたYe(イェ)/カニエ・ウェスト(Kanye West)。巻頭では、音楽およびファッション界への復帰を果たした彼へ独占インタビューを掲載する。長年にわたってシーンを牽引し、挫折を経て復活したYeは、音楽やファッションにおける独自流通のシステムを構築することで、自身のデビューアルバム『ザ・カレッジ・ドロップアウト』以来のファンと“真のつながり”を感じ、また今が「これまでの人生で最も幸せ」だと語る。
また、韓国発の新鋭メンズウェアブランド〈JiyongKim(ジヨンキム)〉のデザイナー ジヨン・キム(Jiyong Kim)は、太陽の光を浴びた一点ものの服を制作するなど、ファッション業界が抱える環境負荷問題に疑問を投げかけるべく、他に類を見ないクリエーションを展開。ハーモニー・コリン(Harmony Korine)率いるテック・デザイン集団「EDGLRD(エッジロード)」は、映画やビデオゲーム、スケートボードを進化させるために独特のアプローチを取り入れている。誌面では彼らのようなユニークな視点を持っているクリエーターに迫る。
その他にはラウ・アレハンドロ(Rauw Alejandro)やフライング・ロータス(Flying Lotus)、バーミングタイガー(Balming Tiger)、アミーネ(Aminé)といった先鋭的なミュージシャンの特集に加え、〈DINGYUN ZHANG(ディンユー・チャン)〉〈PROLETA RE ART(プロレタ リ アート)〉、バルバラ・サンチェス=カネ(Bárbara Sánchez-Kane)、『Fantasy Explosion(ファンタジー・エクスプロージョン)』『Leisure Centre(レジャー・センター)』『Intramural Shop(イントラミューラル ショップ)』、〈PRIX Workshop(プリックス・ワークショップ)〉〈Goldwin(ゴールドウイン)〉など、ファッションシーンで今注目のブランド/デザイナー/ショップを紹介。
さらに、米サンフランシスコのスケボークルー GX1000(ジーエックス1000)、フランス・パリのアフロ・ヴィーガン・レストラン『Jah Jah(ジャー・ジャー)』、オランダ・アムステルダムを拠点とするインディペンデント・パブリッシャー「550BC」といった世界各地のローカル発の新勢力、落合翔平やdooooといった日本のアーティストの紹介、Cian Mooreによる写真日記まで、盛りだくさんの内容となっている。
『Hypebeast Magazine Issue 33: The Systems Issue』は、現在『HBX』のこちらのページにてオーダーを受付中。