最強にして最大にして最良の DEFENDER OCTA が登場
100cmまで潜れるモンスターは、日本220台限定
英国のオリジナル・アドベンチャー・ブランドである「DEFENDER(ディフェンダー)」に、DEFENDER 110の能力を比類なきレベルにまで高めた“DEFENDER OCTA(ディフェンダー オクタ)”が発表された。このDEFENDER OCTAは、史上最強にして史上最大にしてして最良のDEFENDERと言える。2024年7月11日から英国で開催される『グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2024』で一般公開されるが、その前にこのスペシャルモデルのポイントを押さえておこう。
まず何が“最強”なのかというと、DEFENDER史上もっともパワフルとなる4.4リッターV型8気筒ツインターボガソリンエンジン(MHEV:マイルドハイブリッド)を積んでいる。最高出力は635PS、最大トルクは750Nm1を発揮し、0-60mp/h加速はわずか3.8秒(0-100㎞/h加速は4秒)。DEFENDERなのに凄まじく吼え、速く、暴れることができる。
そして何が“最大”なのかというと、じつはベースのDEFENDER 110よりも車高が28mm高く、車幅は68mm広くなっている。これにより優れた最低地上高と安定性を確保。この大型化も少し功を奏して、最大渡河深度はなんと100cm。つまり、1メートルの深さの川ぐらいだったら渡れてしまうのである。巨躯ゆえ、見た目のオーラも違う。ただ、都会使いがメインであるならば、やっぱり少し大きいので通常のDEFENDERをおすすめする。
最後に押さえておきたいポイントの“最良”は、実にラグジュアリーな点。とくにシートがいい。着座姿勢の安定性を高めるスポーツタイプのシートになっているが、それだけではない。没入型の音楽体験ができるボディ&ソウルシート仕様になっている。これは、車内に流れる音楽と連動してシートが少し、リズミカルに背中をノックするのである。ドライバーをリラックスさせる効果もあるという。また、スピーカーは、シートの背面にまで巡らされているので、車内は史上かつてないほど音楽会場に化ける。
気になるプライスは、予定価格ではあるが、DEFENDER OCTAが130台限定で2037万円、DEFENDER OCTA EDITION ONE(フェローグリーンのボディカラー)が90台限定で2224万円。DEFENDER OCTAは22インチのタイヤを履くが、DEFENDER OCTA EDITION ONEは、20インチ鍛造ホイールで、より本格オフローダー仕様だ。悩ましい価格だが、悩んでいる間に売れ切れてしまいそうな限定数である。
●問い合わせ
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568(9:00-18:00、土日祝日を除く)
DEFENDER OCTAのサイト