Rolex のサブマリーナーが Artisans de Genève の職人によってロマンチックにカスタマイズ
文字盤にナミビアで見つかった本物の隕石を使用し、“ナミビアの心臓”と命名
スイス・ジュネーブに拠点を置く時計のカスタマイズ工房「Artisans de Genève(アルティザンズ ドゥ ジュネーブ)」は、〈Rolex(ロレックス)〉のサブマリーナー(SUBMARINER) Ref.116610LVをエレガントにアレンジした最新プロジェクト“Heart of Namibia”を発表した。
“ナミビアの心臓”と名付けられたネーミングは、南アフリカのナミビアに由来。文字盤に、ナミビアで見つかった本物の隕石を使用し、厚さ0.3mmにカット。磨き上げたその素材からは、自然の模様や近模様が浮かび上がる。ミッドナイトブルーのアベンチュリン(砂金石英)の空と、マザーオブパールの月を配した自社製ムーンフェイズ表示を組み合わせている。28個の部品で構成された複雑機構は、「Artisans de Genève」の職人たちによって、開発、製造、装飾、仕上げを行う。ダークナイトブルーのセラミック製ベゼル、時計ケースの一部にレーザーで粒状の模様を刻印。オリジナルのロレックス製のムーブメント“キャリバー3135”はそのままに、ホワイトゴールド製のローター(回転子)と、隕石のインサートを組み合わせている。
“Heart of Namibia”の製作にかかる費用は、総額34,520スイスフラン(約612万円)。「Artisans de Genève」の時計は、カスタマイズ内容によって価格が異なるので、詳細は公式ウェブサイトをチェックしよう。